北京、CBDの地下空間と北京三環路を連結へ
北京市計画委員会は11日、北京市内の国貿橋の北東にある中心業務地区(CBD)の地下空間の設計プランを発表し、将来的にはCBDの地下にある駐車場から市中心部を周回する北京三環路や建国路に直接出ることができる地下道を建設する予定を明らかにした。北京晨報が報じた。
CBDの地下空間のうち、地下1階は歩行道となり、周辺施設の出入り口や周辺の地下鉄駅と連結される。地下2階は自動車(原動機付き自転車を含む)の通行する道路となり、各地の地下駐車場と連結される。また、将来的には地下道が北京三環路や建国路とも連結できるよう設計されている。
同委員会の担当者によると、CBDや地下鉄・都市鉄道網の計画が完成すれば、地下鉄・都市鉄道の利用率が50%以上に達すると試算されており、地上の渋滞緩和につながると見込まれている。
CBDの地下空間には今後、総合指揮センターが建設され、全区域をカバーする監視、環境モニタリング、火災報知、車両案内などのシステム導入に力が注がれる。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年9月12日