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在仏中国大使館、中国人留学生襲撃事件を厳しく非難

 在仏中国大使館は16日、プレス・コミュニケを発表し、14日に中国人留学生が襲われた事件を激しく非難した。また、フランス関連部門に対し、一日も早く事件の全容を解明し、襲撃した犯人を法に基づき処罰し、適切な措置を講じて中国人留学生の安全を確保するよう求めた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

 プレス・コミュニケによると、中国政府部門および在仏中国大使館は、今回の事件を極めて重視しているという。中国大使館はすでに、事件が起こったジロンド県ボルドーに職員を派遣して事件の解明を進めており、関連事項の処理に協力している。また、負傷した留学生を見舞い、中国教育部(教育省)の袁高仁部長と中国大使館からの慰問の意を伝えた。

 フランス西部ジロンド県の住宅地で現地時間14日夜、6人の中国人留学生が酒に酔った現地の若者に襲われた。留学生の1人は、ガラス瓶で顔に重傷を負い、県内の主要都市・ボルドーの病院に搬送され応急手当を受けている。

 フランスのマニュエル・ヴァルス内務大臣は15日、プレス・コミュニケを発表、今回の「外国人排斥」事件を厳しく批判した。大臣は、襲撃した犯人は法に基づき厳重なる処罰を受けるべきだと強調、被害に遭った中国人留学生の家族を全面的に支援する意向を示した。留学生を襲った3人のうち、2人はすでに拘留されているという。(編集KM)

 「人民網日本語版」2013年6月17日

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