北京市の地下鉄網が拡張を続けている。同市の東北や西南と結ぶ14号線西部区間(張郭荘駅-西局駅)が5日から、開通に向け試運転を始めた。18日から同市で開幕する第9回中国国際園林(ガーデ二ング)博覧会向けの交通手段となる予定だ。人民日報が報じた。
一方、地下鉄10号線の第2期区間である豊台駅や泥窪駅、角門東駅も試運転に入り、同線全通となれば、路線の形状が円弧を描き、環状運転となる予定だ。同市の地下鉄環状線は、2号線に続く2線目。全長57キロの10号線は、同市の市中心部から5キロ外周を通る環状道路・三環路と8キロ外周を通る四環路の間を走り「地下の三環」と呼ばれる。同線は全線地下駅の路線としては世界最長になり、計45駅。1周の所要時間は104分だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年5月6日
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