四川地震、国際社会が中国政府の救援活動を高く評価
四川省雅安市蘆山県で20日にマグニチュード(M)7.0の地震が発生したのを受け、世界も被災状況に高い関心を示している。各国メディアは、中国政府が地震発生後、秩序立って効果的に救援活動を実施していることを高く評価している。また、海外の華僑・華人や留学生なども、被災地に寄付や救援物資を次々に送り、被災者と共にこの困難を乗り越えようと積極的に行動している。人民日報が報じた。
ロシアや南アフリカ、ケニア、シンガポール、パキスタン、チュニジア、アルゼンチン、エジプト、ナイジェリア、フランス、ベトナム、スイス、オーストラリア、ブラジル、ジブチなどのメディアは「今回の地震で中国は高い救援能力を示した」と指摘。「3月に発足した習近平・国家主席を筆頭とする新政権は民生を重視し、『人間本意』の理念を積極的に実践しており、地震発生後は士官や兵士を迅速に被災地に派遣し、秩序立って効果的に捜索・救援活動を展開して対応している」と伝え、「今回の天災は、中国の国民の一致団結の心を強く刺激したため、地震が中国経済の発展にマイナスの影響を及ぼすことはないだろう」との見方を示した。
一方、ドイツバーデン=ヴュルテンベルク州の独中友好協会の会長も、「中国共産党と中国政府の指導のもと、被災者は心を合わせて協力し、災害に打ち勝ち、困難を乗り切れると信じている」とコメントしている。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年4月24日
四川省雅安市でM7.0の地震発生