上野動物園のパンダ・シンシン妊娠か
妊娠の兆候をみせるシンシン |
東京上野動物園は28日、中国から借り受けた雌のジャイアントパンダ「シンシン」(中国語名・仙女)に妊娠の兆候が現れていることを明らかにした。新華網が報じた。
同動物園によると、シンシンの行動やホルモンの分泌から妊娠の兆候がみられるという。また、実際には妊娠していない「偽妊娠」の可能性もあるため観察を続けるものの、6月初めから公開を中止するとした。
シンシンは今年3月、園内の雄のパンダ「リーリー」(中国語名・比力)と発情期に入り、同月11日と12日に交尾行動が確認されていた。
シンシンは昨年7月にも、雄の赤ちゃんを産んだが、肺炎で死んでいる。
同2頭は11年2月、四川省の臥龍パンダ保護研究センターから同動物園に到着。中国野生動物保護協会と東京都は、10年間貸し出すことで合意している。(編集KN)
「人民網日本語版」2013年5月29日