中国映画「天注定」がカンヌで上映 主演男優の演技に称賛 (2)
■カンヌのスターとなった姜武 映画ファンに「大海大海」と呼ばれる
映画の上映後、傘を差してカンヌの街に出た姜武は1人のフランス人映画ファンに呼び止められた。この映画ファンは、姜武に対し恥ずかしそうに「大海ですか?」と聞き、姜武からの返事を聞くと、興奮したようにカメラを手に取り、一緒に記念撮影をしてほしいとリクエストした。現地のカンヌのレストランに入ると、そこでも姜武は客たちの注目を集めた。ポーランド人のカップルが姜武が「天注定」の大海であることに気付いた。2人は映画「天注定」を見て、姜武の大ファンになったという。
姜武は各国の映画ファンの人気と敬意を集めただけでなく、マスコミ関係者からも注目されている。イランから来た英BBCのフリーライターParviz氏はカンヌの街の通りでお酒を飲んでいた姜武に偶然出くわし、興奮したように「大海、大海」と叫び、積極的に姜武に話しかけた。言葉は通じないが、簡単な英語の単語とジェスチャーを組み合わせ、「『天注定』のような映画を見れたことに非常に興奮しており、姜武の演技に酔いしれた」として「大海の役作りには非常に驚かされた」と語った。Parviz氏と一緒にいたイランの映画プロデューサーはその場で姜武に対し「ぜひ一緒に仕事をしたい」とアピールした。カンヌ国際映画祭は、このように映画芸術を純粋に敬慕する場所であり、姜武はこの地で認められ尊敬を受けている。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年5月21日