北京国際映画祭が開幕 「天壇奨」が常設イベントに
第3回北京国際映画祭(主催:国家新聞出版広電総局、北京市政府)が16日夜、北京・天壇公園の祈年殿で開幕した。今回の映画祭では初めてコンペティション映画部門「天壇奨」が設立された。同奨は、北京国際映画祭の常設イベントとして、今後毎年1回、最優秀映画賞や最優秀監督賞など10項目の賞を選出する。
今年の「天壇奨」は56カ国・地域の映画計531本が参加。選考を経て、11カ国の計15本がノミネートされた。映画祭委員会は国内外の権威ある映画人7人を審査員として招待。第1回「天壇奨」の審査委員長を務めるのは「黒い瞳」「太陽に灼かれて」で知られるロシアのニキータ・ミハルコフ監督。
またオリンピック公園センターと北京郊外にある北京・懐柔電影城(北京唯一の映画・テレビ開発区)でも、特別イベント「映画カーニバル」が同時開幕した。懐柔の5つの遊園地エリアと4つの映画テーマパーク、12の映画館が決められた5つのテーマ日に無料開放される。(編集MZ)
「人民網日本語版」2013年4月17日