中国商務部報道官、米国の追加関税措置にコメント

中国商務部（省）の報道官はこのほど、米国の追加関税措置に対するコメントを発表した。

中国は、米国が東部標準時の7日、中国に対してさらに50％の追加関税を課すと脅したことに注目しており、これに断固反対する。米国がさらなる追加関税措置をエスカレートさせた場合、中国は断固として対抗措置を取り、自国の権利と利益を守る。

米国が中国に対しいわゆる「相互関税」を課し、追加関税措置を取ることには全く根拠がなく、典型的な一方的いじめであり、中国がすでに講じた対抗措置は自国の主権、安全、発展の権利を守るためであり、正常な国際貿易秩序を守るためのものであり、完全に正当な行動だ。米国が対中追加関税を課すと脅したことは、誤りに誤りを重ねる行為であり、米国の脅迫的本質を改めて露呈するものであり、中国はこれを絶対に受け入れない。米国が独断専行を続けるなら、中国は最後まで付き合う覚悟だ。

中国は、貿易戦争に勝者はおらず、保護主義に未来はないことを重ねて表明する。圧力や脅しは中国と向き合う正しい方法ではない。中国は米国に対し、直ちに誤ったやり方を是正し、中国に対する一方的な関税措置を撤廃し、中国に対する経済的・貿易的抑圧を中止するとともに、中国と相互尊重の原則に基づき、平等な対話によって意見の相違を適切に解決するよう求める。（編集KS）

「人民網日本語版」2025年4月8日