習近平総書記が首都ボランティア植樹活動に参加「祖国の大地をより緑豊かで生き生きとしたものに」

人民網日本語版 2025年04月07日11:50
習近平総書記が首都ボランティア植樹活動に参加「祖国の大地をより緑豊かで生き生きとしたものに」

習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は3日、首都ボランティア植樹活動に参加した際に「植樹・造林は生態文明建設の重要な一環だ。各地域・各当局はさらなる行動を起こし、多くの幹部・大衆に造林・緑化への積極的な参加を働きかけ、グリーン発展の理念を実践し、生態文化を弘揚し、美しい中国を共に築くために力を結集し、祖国の大地をより緑豊かで、生命力に満ちたものにする必要がある」と強調した。新華社が伝えた。

同日午前、習近平、李強、趙楽際、王滬寧、蔡奇、丁薛祥、李希、韓正の各氏ら党と国家の指導者は北京市豊台区の永定河のほとりに車で到着し、幹部や大衆と共にボランティア植樹活動に参加した。

植樹の最中、習総書記は植樹活動に参加した幹部や大衆と親しく話を交わし、「現在、中国の森林率はすでに25%を超え、世界全体の新たな緑化面積の約25%に貢献している。持続的な努力を経て、塔克拉瑪干(タクラマカン)砂漠には『緑のスカーフ』が巻かれ、科爾沁(ホルチン)砂地には草原の風景が再び広がっている。これらの成果は容易に得られたものではない。同時に、中国の森林・草原資源の総量は依然として不十分であり、その質と効率も十分に高くはないことにも目を向ける必要がある。突出した問題をしっかりと解決し、年を追うごとに良くしていくことを目指す必要がある」と指摘。

「祖国の緑化においては、『拡緑』『興緑』『護緑』(緑の拡大、振興、保護)の3つの『緑』同時推進を堅持し、『森林水庫』『資金庫』『食糧庫』『炭素庫』の4つの『庫』の連動を促進しなければならない。『質的向上』を一層重視し、森林構成を最適化し、森林経営をうまく行い、草原の生態的質を同時に高める必要がある。『産業振興』を一層重視し、改革の手法を活用して森林・草原資源を活用し、関連産業を発展させる必要がある。『大衆の利益』を一層重視し、大衆の身近にある緑や間近に見られる美しさを増やし、森林・草原関連の雇用と増収の余地を広げる必要がある」とした。

習総書記はまた「ボランティア植樹は国民全体による行動であり、世代を超えて継続していく必要がある。責任感を高め、参加形式を革新し、サービス支援を強化し、この活動を着実にしっかりと実施し、造林・緑化の実効性を不断に高めていく必要がある」と強調した。(編集NA)

「人民網日本語版」2025年4月7日

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