菜の花にはまた新色が追加!
人民網日本語版 2025年03月21日14:23
江西農業大学の付東輝研究員のチームを19日に取材したところ、同研究チームは四川省什邡市の上級農業技術者である李孝楠氏が提供した花粉を基に、優良な品種との交配、戻し交配、自家受粉などの育種方法を用いて、異なる花色の遺伝子を再構成し、厳選を重ねることで、菜の花の色のバリエーションを絶えず更新していることが分かった。科技日報が伝えた。
同研究チームは今年、「褐紅大斑塊」(大きな斑のある紅褐色)、赤系の「烏梅紅」、ピンク系の「極水粉紅」、赤系の「極凍紅」、ピンク系の「深肉粉紅」の5種類の花色を新たに選定して育成し、花色は2024年の70種類から75種類へと増加した。また、24年時点で安定していた36種類の花色に加え、ローズピンク、深いピンク、ピンク、ダークレッド、純白、深い赤の6種類が新たに増え、安定した花色は42種類となった。
付氏は、「カラフルな菜の花から採れる菜種油は、香りが豊かで濃厚な風味を持ち、さらに高濃度のネルボン酸を含んでいる。一般的に1.0%—1.6%に達し、通常の菜種油(0.05%)と比べてはるかに高い含有量だ。ネルボン酸には神経の修復作用があり、主にアルツハイマー病、脳卒中後遺症、脳性麻痺、顔面神経麻痺、神経衰弱などの病気のリハビリに使われる。また、江西省婺源、陝西省漢中、雲南省羅平、湖北省荊州などの地域では、『菜の花経済』も急速に発展しており、さまざまな花色の品種の選定・育成に成功した後、観光地との協力を通じた新たな観光商品開発が進められている」と説明した。(編集ES)
「人民網日本語版」2025年3月21日
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