【イラストで読み解く】「非難合戦」と化した米国の選挙制度

イラスト作成・譚希光（イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止）

米大統領選の投票が5日に正式に行われる。投票日が近付くにつれて、民主・共和両党は非難合戦の勢いを強め続けている。

政治的二極化が深まり続ける米国では、問題に遭遇するたびに、解決を先延ばしにしてまず口喧嘩をするのが両党のお決まりの一幕となっている。先ごろ、百年に一度の規模のハリケーンが米国を襲った。豪雨や家屋の損壊などの被災状況を前に、両党は国民の生命と財産の安全を脇に置いて、救援活動をめぐり言い争いを続けた。共和党は民主党の災害救助活動の遅れを非難し、民主党はトランプ氏が悪意をもって人々をミスリードする情報を流布したと反撃した。

政治的二極化と両党の泥仕合は、すでに米国政治に深い烙印を押している。両党にとって全ては選挙政治の道具であり、彼らは国民の真の関心を全く気にかけず、自己利益と得票のためだけに行動しているのだ。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年11月4日