中国ラオス鉄道・国際旅客列車の単日利用者数の過去最多記録更新

中国ラオス鉄道を走行する国際列車（写真提供・中国鉄路昆明局集団有限公司）。

中国の鉄道当局によると、ラオスの伝統行事・オーク・パンサーと、秋になり活況に沸くアウトバウンドが重なり、中国ラオス鉄道の国際旅客列車の利用者がピークを迎えている。今月18日から20日の3日間、同鉄道の国際旅客列車の利用者は一日当たり延べ1100人以上だった。19日だけを見ると、延べ1283人で、開通以来の過去最多記録を塗り替えた。人民網が報じた。

昆明南駅の改札口で乗車券を提示する旅客（撮影・李発興）。

統計によると、今年1－9月期、中国ラオス鉄道を利用して国境を越えた旅客は延べ17万7000人、輸出入された貨物は138億元(1元は約21. 4円)相当で、それぞれ前年同期比175.6％増と50.5％増だった。101ヶ国・地域から来た旅客が利用し、貨物の越境輸送サービスは、ラオスだけでなく、タイやシンガポールなど19ヶ国を結ぶ物流ルートで活用されている。（編集KN）

「人民網日本語版」2024年10月24日