王毅氏 中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットの成果を語る

王毅中共中央政治局委員（外交部長）は5日、国内外の記者と会見し、質問に答えた。王氏は今回の中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットで得られた四つの主要な成果を紹介した。

一つ目は、中国とアフリカのすべての国交樹立国との戦略パートナーシップの確立である。サミット期間中に中国は合計30カ国と戦略パートナーシップを構築または格上げした。中国と53のアフリカ戦略パートナーが肩を並べることは、中国とアフリカの国民の幸福を促進し、世界の平和と安定を維持するためにより大きな役割を果たすに違いない。

二つ目は、中国とアフリカの全体的な関係が新時代の全天候的運命共同体に昇格したことである。70年近くにわたる勤勉な努力を経て、中国とアフリカの関係は歴史的に最も良い時期にある。

三つ目は、中国とアフリカが手を携えて現代化を推進するという六つの主張を明確にしたことである。習近平国家主席は、中国とアフリカが手を携えて現代化を推進することについて六つの主張を提出した。これはアフリカの指導者に広く認められ、中国とアフリカ双方の政治的共通認識を形成し、「グローバルサウス」を率いて現代化を加速させ、世界の現代化を推進することに重大で深遠な影響を与えるに違いない。

四つ目は、次の段階における協力行動の青写真を制定したことである。双方は今後3年、中国とアフリカの協力を強化する「北京宣言」と「行動計画」を採択した。

「中国国際放送局日本語版」より 2024年9月7日