中国国防部「日本軍国主義が勢いを盛り返すことを断じて許さず」

人民網日本語版 2024年08月30日17:10

中国国防部(省)の呉謙報道官は29日の定例記者会見で、日本の木原稔防衛大臣による靖国神社参拝に関する質問に答えた。

日本の木原稔防衛大臣による先般の靖国神社参拝や、海上自衛隊練習艦隊の司令官らによる今年5月の靖国神社集団参拝について、記者からコメントを求められた呉報道官は「靖国神社は日本軍国主義による対外侵略戦争発動の精神的な道具であり象徴だ。日本の閣僚らによる一連の行為によって、降伏からすでに79年が経ってもなお、日本国内から軍国主義の負の遺産が消えていないことが改めて示された。近年、日本は平和憲法を絶えず空洞化させ、専守防衛政策による制限からの脱却に力の限りを尽くし、防衛費を大幅に増額し、域外国との軍事的結託に拍車をかけ、軍備拡張への危険な道をひた走り続けている。周辺諸国と国際社会はこれに強く警戒すべきだ」と指摘。

「歴史の忘却は裏切りを意味する。中国は日本側に対して、侵略の歴史をしっかりと正視し、深く反省し、実際の行動によってアジア近隣諸国及び国際社会の信頼を得るよう求める。中国は軍国主義が再び勢いを盛り返すことを断じて許さない」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2024年8月30日

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