中国のネットユーザー数が約11億人に インターネット普及率は78%

人民網日本語版 2024年08月29日16:22

中国インターネット情報センター(CNNIC)が今月29日に発表した第54回「中国インターネット発展状況統計報告」(以下、「報告」)によると、今年6月の時点で、中国のネットユーザーの数は約11億人(10億9967万人)に達した。2023年12月に比べて742万人増え、インターネット普及率は78.0%に達した。

新規ネットユーザーは主に「青少年」と「シルバー族」 ショート動画が集客源

新規ネットユーザーの年齢層を見ると、主に青少年とシルバー族に集中していた。シニア向けデジタルサービスが継続的に整備され、インターネットの応用普及が加速しているのを背景に、より多くの人がネットデビューするようになっている。データによると、中国の新規ネットユーザーは742万人で、10-19歳の青少年とシルバー族がメインとなっていた。うち、青少年は新規ネットユーザーの49.0%、50-59歳が15.2%、60歳以上が20.8%となっていた。

新規ネットユーザーが主に利用しているアプリはショート動画アプリだ。新規ネットユーザーのうち、娯楽や交流のニーズが、新規ネットユーザーを呼び込む主な集客源となっている。具体的には、新規ネットユーザーが初めて使用するアプリのうち、ショート動画アプリが37.3%を占めていた。またインスタントメッセージアプリが12.6%を占めていた。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年8月29日

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