「火鍋バス」に没入型演劇テーマパーク 中国における夏休みの新消費シーン

人民網日本語版 2024年08月14日15:45

夏の消費シーズンを迎え、中国の多くの地域で、それぞれの特色を活かした、面白くて興味を引く新たな消費シーンが打ち出されている。

火鍋を食べながら市内をめぐり、演劇も見られる

(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)

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四川省成都市では、街を走る「火鍋バス」がことのほか目を引く。市外からやって来た多くの観光客は、「成都に来て最初にやりたかったのは、火鍋バスに乗って火鍋を食べることだ」としている。観光客は美味しい火鍋を心ゆくまで味わいながら、成都のランドマークや文化スポットを回ることができる。

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「火鍋バス」はこれまでに900回余り運行し、ほぼ毎回満員だった。成都市公共交通集団では今年2月、国内のパフォーマンスチームと協力してバスの中で演劇を楽しめるようにし、さらに新たな消費シーンを絶えず打ち出している。

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半年で延べ1000万人以上が鑑賞 没入型演劇テーマパークで新たな体験

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河南省鄭州市中牟県にある演劇テーマパーク「只有河南・戯劇幻城」では、約41.5ヘクタールの敷地面積に、21の劇場と56の異なる四角いスペースを擁する巨大な構造を作り上げた。来場者はまるで迷路を探索するように、どの扉から入っても異なるシーンで異なる体験を楽しめる。

演劇パフォーマンスシーンで、観光客は観客でありながら役者にもなり、シーンごとに違う体験を味わえる。

2024年上半期(1-6月)、同パークは来場者が延べ1000万人に迫り、省外からの来場者が75%を占め、海外50ヶ国以上から来場者が訪れた。(編集KS)

「人民網日本語版」2024年8月14日

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