商用積載能力2トンクラス、中国の国産大型無人輸送機が初飛行に成功

中国が独自に研究開発した大型双発無人輸送機が11日午前、四川自貢鳳鳴ゼネラル・アビエーション空港で初のテスト飛行を行い、無事成功した。中央テレビニュースが伝えた。

初のテスト時間は約20分で、飛行中に各システムが正常に作動した。この輸送機は翼幅16.1m、高さ4.6mで、12立方mの積載空間と2トンクラスの商用積載能力を備える。中国で現在、市場の需要に基づき開発されているうち最大で、完全国産化の大型無人輸送機だ。また、同機は積み卸しが容易で、信頼性と安全性が高く、高度にスマート化されているといった特徴を備え、中国が航空貨物輸送の新たなシーンを切り開き、「低空経済」（低空域飛行活動による経済形態）スマート物流新業態を構築するための下支えを提供する。（編集YF）

「人民網日本語版」2024年8月12日