青海省玉樹蔵族自治州で無形文化遺産のパレード

人民網日本語版 2024年07月26日13:47
青海省玉樹蔵族自治州で無形文化遺産のパレード
無形文化遺産のパレード(撮影・甘海瓊)。

7月になると、青海省玉樹蔵(チベット)族自治州玉樹市には澄み切った青空が高原の河川に広がり、山の雪解け水が育んだ青々とした草原が牧場に広がる。そしてこれらがコラボレーションした絶景を目にすると、思わず歌を口ずさみたくなってしまうような季節だ。今月24日、同自治州では無形文化遺産を紹介するパレードが玉樹市内で開催された。これは、少数民族・康巴人の国家級蔵族文化(玉樹)生態保護実験区の建設成果をPRするパレードで、バラエティー富んだ玉樹の民族文化や風習を紹介している。人民網が報じた。

玉樹蔵族自治州は、「山や水の源」と称され、長江、黄河、瀾滄江の3大河川の源流があり、同自治州を横切るように流れている。そして、歴史上の唐蕃古道や茶馬古道、シルクロードの重要な要所でもあった。またこの地には、世界自然遺産に登録されている可可西里(フフシル)があり、三江源国家公園や隆宝灘国際重要湿地などもある。さらに2017年には、蔵族文化生態保護実験区の設立が認可された。

パレードでは、玉樹馬術の隊列や康巴漢子の隊列、伊舞の隊列、蔵族の楽器演奏の隊列、玉樹州の無形文化遺産伝承人の隊列などが、次々と登場。多種多様な無形文化遺産のパレードに、観光客や地元の人々が盛り上がりを見せていた。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年7月26日

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