中国の夏休み映画の興行収入が約1365億円以上に 主力は若者

人民網日本語版 2024年07月26日16:32

オンラインプラットフォームのリアルタイムデータによると、今月25日午後6時15分の時点で、今年の夏休みの映画シーズン(6月1日から8月31日まで)の興行収入(前売りチケットを含む)が65億元(1元は約21.3円)を突破した。暫定トップ3はコメディ映画「抓娃娃(Successor)」、サスペンス映画「黙殺(A Place Called Silence)」、ファミリー映画「雲辺有個小売部(Moments We Shared )」となっている。中央テレビニュースが報じた。

今年の夏休みの映画シーズンは、フィーチャー映画やアニメーション映画、コメディ映画、アクション映画など、様々なジャンルの作品をカバーしている。その中で若者の間で人気となっているのは、コメディ映画とアクション映画だ。学生の場合、映画鑑賞が交流の場となっているケースが多く見られ、映画の感想を語り合ったりするなどして、友人との絆を深めている。そして、こうしたニーズが映画市場の消費を押し上げている。映画鑑賞を楽しむ徐さんは、「今年の夏休みは、おもしろい映画が何本かある。普段は学校の授業で忙しいので、気晴らしをするために、友達と誘い合って、一緒に映画を見に来た」と話す。

夏休み期間中、多くの映画館が観客の少ない時間帯や学生などを対象にした割引、ファミリーセットなどを打ち出している。また、夏休み期間中の観客の特徴に合わせて、各地の映画館は、必要に合わせて、上映スケジュールを最適化したり、営業時間を延長したりしている。(編集KN)

「人民網日本語版」2024年7月26日

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