夏の旅行シーズン到来で「オールド北京の味」が人気! 豆汁は売上85%急増
人民網日本語版 2024年07月15日16:33
夏の旅行シーズンの訪れが、北京の飲食市場に活気をもたらしている。この1週間近くにわたり、北京の複数の飲食店は来店者と売上高が急増し、特色ある飲食店はなかなか席が取れないほどになっている。
(画像著作権はCFP視覚中国所有のため転載禁止)
豆汁(緑豆を原料にして、でんぷんを取り除いた上澄み液を発酵させたもの)は北京の特色ある食品で、たくさんの北京市民に好まれると同時に、多くの観光客も魅了している。北京の大通り・前門大街にある豆汁店の関係責任者の郭永振さんは、「夏休みの繁忙期に入ると、豆汁を買いに来る人が大きく増加し、毎朝5時前から並んでいる人もいる。来店ラッシュに対応するため、営業時間を2時間延長し、従業員も2割増やした。7月5日以降、来店者が大きく増加している。現在の一日の来店者はのべ4000人で、市外からの観光客が約80%を占め、一日の平均売り上げは3000杯から4000杯だ」と説明した。
豆汁のほか、北京ダックも北京の特色あるグルメだ。繁華街の王府井にある北京ダックの店では、正午を過ぎるころ、5階建ての店内に180のテーブルがすべて埋まっていた。同店の責任者の柳青飛さんによると、夏休みになると、10数日前から予約を受け付けている個室が、普段より平均で3-5日早く予約が入るようになったという。
データを見ると、7月以降、北京のレストランの店内飲食の受注量が同40%以上増加した。そのうちミルクティー、コーヒー、かき氷などの飲料品・スイーツ店の団体購入での受注量は90%以上増加し、豆腐脳(朝食でよく食べられる柔らかい豆腐)や豆汁などの軽食ファストフードの受注量も85%以上増加し、成長率が他の品目を大きく上回った。(編集KS)
「人民網日本語版」2024年7月15日
注目フォトニュース
関連記事
このウェブサイトの著作権は人民網にあります。
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn
掲載された記事、写真の無断転載を禁じます。
Tel:日本(03)3449-8257 Mail:japan@people.cn