北京で今年地下鉄路線3本開通へ 約9割のバス停から50メートル以内に地下鉄駅
地下鉄12号線では、駅及び駅間の主体構造工事が完了している。画像は三元橋駅の乗換通路の内装工事をする作業員。撮影・潘之望
今月26日に開催された2024年北京市交通事業及び市鉄道交通運営安全指導グループ会議において、北京では今年、地下鉄3号線一期、12号線、昌平線・南延伸一期の残り区間の3本(区間)が開通する予定であることが明らかになった。新華網が報じた。
北京は今年、鉄道交通を柱とし、公共バスを下支えとし、多様な外出時移動手段を補助的な位置づけとした総合交通体系の構築を加速させる計画だ。また、市内の中心部のグリーン移動の割合を75%にし、鉄道の駅から50メートル以内にある公共バス停留所の割合を88%に引き上げるよう取り組むほか、路上交通である公共バスのモデル転換発展を促進し、高齢者や観光客、病院受診者など異なる利用者層と、公園や商業圏、観光スポット、博物館といった重点エリアを対象にして、公共バスを整備し、多様化する方針だ。その他、移動する人が特に多いエリアにおいて、病院や観光スポットに向かう路線を50本開通する計画だ。
2万7000台分の駐車場新設へ
北京市は今年、渋滞緩和と防止に向けた対策を同時に講じ、交通の精密化管理の水準を向上させたい考えだ。交通当局は市内中心部の渋滞管理について、総合的な対策を講じ、市級の渋滞緩和プロジェクト20件、重要ポイント10ヶ所の改造を実施し、区級の渋滞地点55ヶ所以上で対策を講じる予定だ。
その他、古い工場の建物や、使用率の低いビルを駐車場に改造する政策サポートを強化する方針だ。地上・地下の空いている空間をフル活用できるように統一的に調整することで、1万7000台分の駐車場を新設し、1万台分のシェア駐車場を新設する計画だ。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年2月27日
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