世界最大のクリーンエネルギー回廊、第1四半期の発電量が520億kWhを突破

人民網日本語版 2024年06月03日13:39

中国長江三峡集団有限公司が5月31日に明らかにしたところによると、今年第1四半期に、烏東徳、白鶴灘、渓洛渡、向家壩、三峡、葛洲壩という6ヶ所のカスケード式水力発電所からなる世界最大のクリーンエネルギー回廊は、発電量が累計で520億kWhを超えており、標準石炭消費1500万トン以上の削減に相当し、約5400万人の年間消費電力量を賄える。科技日報が伝えた。

世界最大のクリーンエネルギー回廊は1800kmを跨ぎ、水位の高低差は900m以上にのぼる。稼働開始した110基の水力発電機の総発電設備容量は7169万5000kWで、三峡ダム3個分に相当。この世界最大のクリーンエネルギー回廊は現在、グリーン電力を持続的に生み出せるだけでなく、長江の洪水対策、水上輸送、生態、水資源利用を保証する「グリーン生態紐帯」になっている。

三峡ダムは今年の増水期に発生する可能性がある大規模な洪水に対応するため、5月より放流量を徐々に増やしている。三峡ダムの水位は現在153m以下まで下がっており、洪水に備えて約180億立方mの貯水容量を確保している。世界最大のクリーンエネルギー回廊が形成したカスケード式水力発電所は、長江流域の統合管理範囲内にある鍵を握るダム群の中で洪水対策容量の割合が50%を超え、長江の洪水対策の重要な力になっている。

ダムの調節により洪水に対応できるだけでなく、長江中流・下流の農業、水供給、生態安全も保証できる。データによると、世界最大のクリーンエネルギー回廊は2023-24年の渇水期に下流に西湖2100個分に相当する300億立方m以上の水補給を行い、長江中流・下流の水不足を効果的に緩和した。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年6月3日

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