広西南寧、大容量ナトリウムイオン電池エネルギー貯蔵発電所が完成

南方電網によると、大容量ナトリウムイオン電池エネルギー貯蔵発電所である伏林ナトリウムイオン電池エネルギー貯蔵発電所がこのほど、広西壮（チワン）族自治区南寧市で完成し、稼働開始した。これは国家「100MWh級ナトリウムイオン電池エネルギー貯蔵技術」プロジェクト実証プロジェクト第1期工事で、独自のイノベーションを通じいち早くナトリウムイオン電池技術を大容量エネルギー貯蔵発電所に応用した。プロジェクトの稼働開始は、ナトリウムイオン電池大規模エネルギー貯蔵プロジェクト工学技術の重要なブレイクスルーを達成したことを示している。人民日報が伝えた。

同発電所は南方電網広西電網公司が投資し、建設したもので、今回の稼働規模は10MWh。プロジェクト全体の完成後の規模は100MWhに達し、毎年7300万kWhのクリーン電力を生み出すことにより、二酸化炭素排出を5万トン削減し、3万5000世帯分の電力需要を賄える。（編集YF）

「人民網日本語版」2024年5月13日