2023年「中国で最も美しい村道」トップ10が発表
中国交通運輸部(省)はこのほど、2023年「中国で最も美しい村道」トップ10を発表した。
河北省邯鄲市武安市の白雲大道(全長約22.32キロ)
この道路を通ると、山や谷の間を川が流れる美しい自然の景色を楽しむことができる。
この道路は十六溝や京娘湖といった景勝地を結んでおり、現地の観光業の発展をバックアップしている。
内蒙古(内モンゴル)自治区赤峰市の翁牛特(オンニュド)旗、烏丹から白音套海へのエコツーリズム産業道路(全長約91キロ)
この道路を通ると、砂漠化を防止して緑化を進める取り組みの発展を目にすることができる。
この道路は赤峰市内で最も長い、砂漠を通過するアスファルトの道路だ。道路の両側に広がる約4万6666ヘクタールの砂漠ではすでに砂漠化防止策が講じられ、広大な砂漠をオアシスに変えるという夢が現実となっている。
遼寧省大連市普蘭店区の快二線(全長約12.24キロ)
この道路を通ると、調和がとれた文化的な街の姿を見ることができる。
この道路はスピーディー、かつ効率良く輸送できるルートとなっており、大型観光プロジェクトや、1千万元(1元は約21.6円)以上の資金が投じられる自動車部品プロジェクトなどを次々と実施している。
浙江省麗水市、竜泉市の西独線(全長約47.87キロ)
この道路を通ると、人文と自然景観のハーモニーを楽しむことができる。
この道路は、南宋(1127-1279年)の詩人・葉紹翁の旧居、下樟古村といった景勝地を結んでおり、沿線の村のセッコクやドラゴンフルーツ観光園といった農業・観光融合基地の継続的な発展をバックアップしている。
山東省煙台市、莱陽市の莱高線(全長約37.51キロ)
この道路を通ると、「半島都市」の特色ある景色を楽しむことができる。
この道路が開通したことで山東半島の各景勝地の距離が縮まり、さらに多くの国内外の観光客が訪れるようになっている。
湖南省長沙市長沙県、青山鋪—開慧赤色観光(革命ゆかりの地をめぐるツアー)専用線(全長約15.38キロ)
この道路を通って、革命ゆかりの地をめぐることができる。
この道路は、影珠山抗戦遺跡といった革命ゆかりの地を結ぶと同時に、沿線の郷・鎮の住民の生産と生活を支える機能も担っている。
重慶市銅梁区、銅梁の農村振興西郊モデル区間道路(全長約24キロ)
この道路を通ると、農村の特色ある農業の発展を目にすることができる。
この道路は、現地の農業、産業、農村の景勝地などをうまく結んでおり、農村振興を効果的にバックアップしている。
四川省甘孜(カンゼ)蔵(チベット)族自治州色達(セルタ)県の五色海観光環状線(全長約23.39キロ)
この道路を通ると、蔵族の独特の伝統、文化を楽しむことができる。
この道路の両側には独特な自然の景観が広がり、高山や草原、湖、森林などのコラボレーションを存分に楽しむことができると同時に、沿線の蔵族が暮らす村には豊かな伝統文化が残されており、蔵族の人々の独特な風習、文化、伝統衣装、建物などを間近に見ることができる。
陝西省渭南市富平県、金粟山-張橋鎮(美原鎮-楊堯区間) (全長約10.2キロ)
この道路を通ると、伝統の無形文化遺産を楽しむことができる。
この道路の両側では、緑化拡大プロジェクトが実施されている。また、文化要素を組み合わせることも重視されており、無形文化遺産・木蘭搖粗布伝承館が道路沿いに設置され、無形文化遺産の伝承と発展を促進している。
新疆維吾爾(ウイグル)自治区阿克蘇(アクス)地区温宿県、托峰天路(G314線K969+660分岐点-塔格拉克牧場)(全長約52.07キロ)
この道路を通ると、天山の麓の美しい景色を楽しむことができる。
この道路によって結ばれている塔格拉克村は山地にあり、道路が開通したことで、そのアグリツーリズムの人気が大きく高まり、景勝地「帰園田居·塔村」は温宿県の代名詞となっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年5月20日
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