柳州タニシ麺の英語表記が「Liuzhou Luosifen」に統一
広西壮(チワン)族自治区柳州市外事弁公室と市商務局が筆頭となり、広西科技大学や柳州職業技術学院などの高等教育機関、及び柳州タニシ麺(米で作った麺とタニシのスープを合わせたスープビーフン)メーカーなどの関連機関が、共同で制定した「包装食品の柳州タニシ麺のパッケージ英語表記に関する規範」がこのほど、同市市場監督管理局の認可を経て、正式に実施されるようになった。同基準に従って、柳州タニシ麺の英語名は「Liuzhou Luosifen」に統一される。また、「加臭(臭みプラス)」、「加辣(辛さプラス)」や「麻辣(ピリ辛)」といった特色ある風味についても、翻訳の参考が提供されるようになった。同基準は、包装食品の柳州タニシ麺のパッケージに表示される英語名や表記する用語と定義を定めており、関連メーカーに輸出する際の参考表記を提供している。柳州晩報が報じた。
資料写真(写真提供・広西南寧税関)
同基準の制定に参加した柳州職業技術学院柳州タニシ麺産業学院の教員・譚旻氏によると、これまで、市場で販売されている包装食品の柳州タニシ麺にはほとんどの場合、意訳が採用されていたため、タニシ麺の意味合いを表現することは難しかった。今回、中国語の発音表記「Luosifen」をそのまま採用したことで、包装食品の柳州タニシ麺を輸出する際に、カタツムリなどの製品と間違われることを避け、不必要な誤解を減らすことができる。また、タニシ麺というグルメ文化を発信し、柳州の特色あるご当地グルメの意味合いを正しく伝え、柳州タニシ麺のブランドイメージを築くことができる。また、しびれる辛さの「麻辣味」については、各方面が検討を重ねた結果、同基準の制定グループは最終的に、四川料理の表記を参考にして「Mala」と定めた。譚氏は、「これらの表記を通して、中国グルメの文化の独特さを保ちつつ、海外消費者の中国伝統グルメに対する印象をさらに深くし、中国人の文化に対する自信を表現したい」とした。(編集KN)
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「人民網日本語版」2024年5月10日
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