北京、国際科学技術イノベーションの重要ハブに躍進

人民網日本語版 2024年04月10日13:56

北京市で7日に行われた北京国際科学技術イノベーション中心地現場推進会議からの情報によると、ここ十年にわたり、北京市の科学技術イノベーション発展は6つの「イノベーションの飛躍」と5つの「世界の上位」を実現し、全国科学技術イノベーション中心地から、世界科学技術イノベーションの重要ハブに躍進した。新華網が伝えた。

北京市党委員会常務委員を務める教育活動委員会書記の于英傑氏によると、北京の科学技術イノベーション発展の主要指標は2014年と比べ、6つの「イノベーションの躍進」を実現した。1万人当たり発明特許保有件数は4倍以上増え、48.2件から23年の262.9件に増えた。年間技術契約成約額は2倍以上増え、3136億元(1元は約21.0円)から8536億9000万元に増えた。国家ハイテク企業数は2倍以上増え、1万400社から23年の2万8300社に増えた。1日当たり新設テクノロジー系企業数は2倍以上増え、146社から23年の337社に増えた。中関村モデルエリアの企業の総売上高は2倍以上増え、3兆6000億元から23年の8兆6000億元に増えた。ハイテク産業付加価値額は2倍以上増え、4738億5000万元から23年の1兆1859億1000万元に増えた。

北京市の科学技術イノベーションは、14年から現在までで5つの「世界の上位」を実現した。英シュプリンガー・ネイチャーが発表した「ネイチャー・インデックス―科学研究都市」報告書によると、北京は数年連続で世界一をキープしている。クラリベイト・アナリティクス社(世界的に有名な科学技術情報サービスプロバイダー)が発表した2023年世界高被引用論文科学者リストによると、北京は世界のイノベーション都市の中で高被引用論文科学者数が1位となっている。シュプリンガー・ネイチャーと清華大学が発表した「国際科学技術イノベーションセンター指数」報告書によると、北京は2年連続で世界3位。北京が世界知的所有権機関で発表した「世界科学技術イノベーションクラスタートップ100」報告書では、数年連続で上位を維持。北京の社会全体の研究開発投資強度(R&D 費の対GDP比)は6.83%に達し、世界有名イノベーション都市の上位を占めている。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年4月10日

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