イースターや清明節など祝日続きで、港珠澳大橋を通過する車の数が激増
香港・澳門(マカオ)特別行政区では、イースター休暇(3月29日-4月1日)から間もなく清明節(先祖を祭る中国の伝統的な祭日、今年は4月4日)の祝日を迎えたほか、中国大陸部では4月4日から6日が清明節に合わせた3連休だったため、広東省珠海は再び広東・香港・澳門三地を往来する出入境客数のピークを迎えた。3月末から、「港珠澳大橋(香港・珠海・マカオ大橋)」は、香港・澳門特区から広東省に移動する車の数が増え、「春節(旧正月)」を彷彿させるほどの混雑ぶりとなった。港珠澳大橋の出入境検査所の統計によると、3月28日から4月6日までの10日間で、港珠澳大橋・珠海公路出入境検査所から出入境した自家用車の数は延べ17万台、人の数は延べ100万人以上に達した。これは1日平均で、前年同期比167.8%増の延べ10万人以上、同比145.1%増の延べ1万7000台の計算となり、いずれも過去最多を記録した。羊城晩報が報じた。
広東省と香港特区、澳門特区の距離を縮めた港珠澳大橋は、香港・澳門特区の住民が自家用車で広東省に移動する際の非常に便利なルートとなっている。取材では、連休期間中、珠海や中山、広州をメインとする短距離旅行が香港・澳門特区で人気となった。心地よい風の吹く春に、家族や友人と一緒に、自家用車で広東省に出かけ、キャンプや登山、粤港澳大湾区(広州、仏山、肇慶、深セン、東莞、恵州、珠海、中山、江門の9市と香港、澳門<マカオ>両特別行政区によって構成される都市クラスター)のグルメなどを楽しみ、休暇を満喫してリフレッシュするという休暇の過ごし方を選択する香港・澳門特区の住民がますます増えている。
出入境検査当局は、メーデー5連休に、港珠澳大橋を渡って広東省に向かう香港・澳門特区の住民が再び増加し、出入境する自家用車の数が再び過去最多を塗り替えると予測している。(編集KN)
「人民網日本語版」2024年4月8日
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