アジア一の深水ジャケット「海基2号」が進水
人民網日本語版 2024年03月26日13:47
アジア一の深水ジャケット「海基2号」が25日、珠江口盆地海域で進水に成功した。進水重量や作業水深など複数のアジア記録を達成した。その全過程は滑り台を滑っているようだった。
ジャケットは世界で最も広く応用されている海洋石油・天然ガス生産施設だ。「海基2号」は進水重量(約3万7000トン)や作業水深(約325m)など複数のアジア記録を達成した。完成後はアジア最高(全高438m)の海上石油・天然ガス生産プラットフォームになる。
中国海洋石油集団有限公司深セン分公司の袁瑋副総経理は、「完全水中生産システム開発モデルに比べ、固定式海洋プラットフォームの開発・建設コストが低く、技術の独自化をより実現しやすい。『海基2号』の進水成功は、中国の深水超大型固定式海洋プラットフォームの建設能力の重要なブレイクスルーを遂げたことを示しており、水深300 m以下の深水石油・天然ガス開発モデルをさらに豊富なものにした」と述べた。
「海基2号」は今後、ジャケット注水による姿勢制御などの施工作業を続ける。完成後はアジア初の円筒形「海上石油・天然ガス加工工場」と組み合わせて、中国初の深水油田「流花11-1油田」を共同開発する。(編集YF)
「人民網日本語版」2024年3月26日
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