李強総理がアジェイ・バンガ世界銀行総裁と会談

李強総理は25日、世界銀行のアジェイ・バンガ総裁と北京の人民大会堂で会談した。新華社が伝えた。

李総理は「世界最大の発展途上国である中国は、過去40年余りにわたり世界銀行と成果に富む協力を実施してきた。中国は世界銀行とより緊密なパートナーシップを構築し、知識、農村振興、医療衛生などの分野でさらに協力を強化し、グローバル発展イニシアティブの実行を促進し、気候変動などグローバルな試練への対応において積極的に貢献することを望んでいる。中国は世界銀行の改革アジェンダを支持する。世界銀行が発展を改革の中心的位置に据え、貧困削減と在来分野の発展に対する投資を強化し、発展途上国の代表権を高め、グローバル・ガバナンスにおいてより効果的に役割を果たすことを希望する」と表明。

「長期的好転という中国経済の基調が変わることはない。我々は各国と協力を強化し、市場化・法治化・国際化された一流のビジネス環境の構築を続け、重点分野や鍵となる部分で引き続き改革を深め、より良く公正な競争を維持し、各種企業の合法的権利・利益を保護し、貿易と投資の自由化及び円滑化を促進し、発展のチャンスを世界と分かち合っていきたい」とした。

アジェイ・バンガ総裁は「中国は世界銀行と世界各国の協力の模範だ。中国と衛生医療、グリーン・トランスフォーメーション（GX）、気候変動対策分野で協力をさらに深め、中国の質の高い発展に積極的に貢献していきたい」とした。（編集NA）

「人民網日本語版」2024年3月26日