中国、世界初の有効発明特許保有件数が400万件突破の国に

人民網日本語版 2024年01月17日11:06

国家知的財産権局の関係責任者は16日に行われた国務院新聞弁公室の記者会見で、2023年末現在の中国国内(香港・澳門<マカオ>・台湾地区を除く)の発明特許保有件数は前年同期比22.4%増の401万5000件で、世界初の有効発明特許保有件数が400万件を突破した国になったと明らかにした。中国経済網が伝えた。

知的財産権により発展の新たな優位性を加速的に形成するイノベーション企業がますます増えている。現在の中国国内の有効発明特許の中で、企業は7割以上の割合を占め、イノベーションを推進する主な力になっている。国家ハイテク企業・テクノロジー中小企業の有効発明特許保有件数は前年同期比24.2%増の213万4000件で、中国企業全体の73.4%を占めている。400万件以上の中国国内有効発明特許のうち高価値発明特許保有件数は166万5000件で、全体の41.5%を占めている。

知的財産権は企業のより長期的かつ安定的な質の高い発展を推進している。23年末現在の中国国内の維持年限が10年以上の有効発明特許は前年同期比35.4%増の60万2000件で、第13次5カ年計画(2016-20年)末期の2.4倍となった。また中国の地理的表示製品の累計承認件数は2508件で、集団商標・証明商標としての地理的表示の登録認可件数は7277件、地理的表示専用表示経営主体は2万6000社、地理的表示製品の年間生産高は8000億元(1元は約20.5円)以上となり、農村の全面的な振興を効果的に推進している。(編集YF)

「人民網日本語版」2024年1月17日

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