全線12駅の四川省「成自宜高速鉄道」が今月26日に開通

人民網日本語版 2023年12月27日15:46

四川省成都市と自貢市、宜賓市を結ぶ「成自宜高速鉄道」が今月26日に開通した。同鉄道は、成都市と貴州省貴陽市を結ぶ「成貴旅客専用線」の楽山-宜賓区間と「環状線」を形成する計画で、今後は四川省南部都市群と成都都市圏の融合発展がさらに促進されると期待されている。中央テレビニュースが報じた。

「成自宜高速鉄道」は、成都東駅を出発して、天府駅、三岔湖駅、天府空港駅、資陽西駅、資中西駅、威遠駅、自貢駅、沿灘駅、南渓北駅、宜賓東駅を通過して、宜賓駅まで繋がる全長261キロの路線。設計時速は350キロとなっている。成都東駅と自貢駅は、元々あった駅を利用し、天府駅は現在建設中。

2019年1月に着工した「成自宜高速鉄道」は、龍泉山脈などを越え、長江を含む多数の河川も横切っている。開通当初、鉄道当局は1日当たり最多16本の高速列車を運行する計画としている。うち、最短所要時間は、成都東-自貢間が51分、成都東‐宜賓間が73分となっている。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年12月27日

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