「2023世界工学成果トップ10」が発表、ChatGPTや白鶴灘水力発電所が入選

人民網日本語版 2023年12月21日13:23

中国工程院の機関誌「工程」によって選定される「2023世界工学成果トップ10」が20日、北京市で発表された。ChatGPT、中国の宇宙ステーション、エクサスケールスパコン、白鶴灘水力発電所、二重小惑星リダイレクトテスト、RTS,S/AS01マラリアワクチン、鴻蒙(Harmony)OS、ロボットの「Spot」と「Atlas」、リチウムイオン動力電池、自動運転航空機が入選した。科技日報が伝えた。

これらの成果は一つもしくは複数の工学技術分野における最先端の技術水準、または重要かつ独創的なブレイクスルーを示しており、未来の技術的進歩を牽引できるものだ。例えばChatGPTの突然の登場は世界的に広く注目され、人工知能技術の画期的な応用例となった。同時にこれらの工学成果は技術統合、システムインテグレーション、資源最適化配置を通じ全体目標を達成し、顕著なシステムインテグレーションのイノベーションの特色を示している。例えば世界初の単体設備容量が100万kWの水力発電所としての中国白鶴灘水力発電所は地質条件が複雑で、プロジェクトの規模が大きく、現在の世界の水力発電技術の発展の最高レベルを示している。またこれらの工学成果は新産業と新原動力を生み出し、重要な産業牽引及び経済的価値を持ち、新たな質の生産力の発展方向を示している。例えばリチウムイオン動力電池や自動運転航空機はいずれも明るい応用の見通しを持ち、近年爆発的な急成長の流れを呈し、すでに大きな経済的・社会的効果を生んでいる。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年12月21日

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