ドカ雪予想の北京市では小中学校や幼稚園などがオンライン学習に切り替え 地下鉄は増発
中国中・東部では13日から16日にかけて、寒波が襲来し、再び広範囲で雨や雪が降ると予想されている。強い寒波は中国の大部分の地域に影響を与えることになりそうだ。
中国中央気象台は13日午前6時に4段階のうち2番目に深刻なレベルの大雪黄色警報を発令した。同日午前8時から14日午前8時にかけて、陝西省中部、山西省南部、河北省南部、北京市南部、河南省北部・西部などの一部の地域で大雪となり、うち陝西省中部などの一部地域ではドカ雪(20-25センチ)となる可能性もある。
北京市気象台は12日午後10時、3番目に深刻なレベルの大雪オレンジ警報を発令した。13日早朝から15日午前にかけて、北京市では大雪、またはドカ雪となるとみられている。そのうち、雪の降り方が最も強まるのは13日午前10時から午後8時にかけてと予想されている。
北京市教育委員会は、教師や学生の安全と健康を守るべく、今月13日(水曜日)から、市全域の全ての小中高校、幼稚園、中等職業学校を対象に、臨時休校とし、自宅でのオンライン学習に切り替えることを決定したと発表した。登校再開日については、市全域で統一して別途発表するという。
また北京地下鉄も増発して、大雪や寒波に対応している。13日から15日までの3日間、北京地下鉄15路線(空港線と11号線は除く)は、朝のラッシュ時間帯には、通常よりも30分早くから対応し、40本増発する計画だ。また、同時間帯を1時間延長して、最大対応輸送力で運行し、50本増発する計画だ。夕方のラッシュ時間帯も1時間延長し、最大対応輸送力で運行し、45本増発する計画となっている。列車は出庫前に暖房や座席ヒーターのスイッチが入れられ、乗客が快適に移動できるよう取り計らうとしている。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年12月13日
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