寒がりにはつらい季節到来 中国の「手足が冷え冷え全国マップ」発表
11月も最終日となり、手足が冷える季節を迎えている。ネットユーザーからは、「素足でいたら1分ほどで冷え切っちゃって、解凍には1時間はかかりそう」といった冗談交じりのコメントが寄せられている。今月29日に強い寒気が再び流れ込んだため、中国中・東部の多くの地域では30日から12月1日にかけて、気温が今年下半期で最も低くなりそうだ。東北エリアや内蒙古(内モンゴル)自治区の一部の地域では最低気温が氷点下15度以下となり、氷点下ラインが江南エリア北部にまで南下する可能性もある。中国天気網が報じた。
氷点下ラインが長江越えへ 中国の4分の3の地域で手足が冷える寒さに
30日、中国北方エリアの多くの地域の予想最低気温が氷点下10度以下となっている。また、東北エリアや内蒙古自治区、青海省、西蔵(チベット)自治区の一部の地域の予想最低気温は氷点下15度以下で、骨までしみる寒さとなりそうだ。そのため、凍傷などにならないように、手足の防寒対策をしっかりと講じたほうがよさそうだ。省都級の都市を見ると、哈爾浜(ハルビン)の30日の予想最低気温は氷点下21度、予想最高気温は氷点下12度となっており、1日中凍えるような寒さとなるため、外出する際は、必ず分厚い手袋をつけ、防寒ブーツを履くようにしたほうがいいだろう。また、華北エリアや黄淮エリア、新疆維吾爾(ウイグル)自治区などの予想最低気温も氷点下となっており、朝晩は手足がしびれるほど冷える寒さとなりそうだ。
12月1日になると、寒気が引き続き南下して、北方エリアの大部分の気温は今回の寒気襲来において最も低くなりそうだ。氷点下ラインは長江を越えて、浙江省北部にまで到達する見込みだ。合肥や武漢、南京といった都市の気温も今年下半期で最も低くなり、予想最低気温は0度前後になる。
12月2日になると、寒気の影響は弱まり始めるものの、南方エリアの多くの地域の気温は引き続き低下し、江淮エリアや江漢エリアの一部の地域の気温は例年よりも5度以上低くなる可能性がある。江南エリアの大部分や雲南省北部、広東省の一部の地域の予想最低気温は1ケタ台で、朝晩は冷え込みそうだ。ぶるぶる震えそうな体感気温となるため、寒さ対策として手袋をつけ、厚い靴下を履くようにしよう。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年11月30日
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