パレスチナ・イスラエル衝突における中国の立場を王毅氏が説明

人民網日本語版 2023年12月12日14:40

王毅中共中央政治局委員(外交部長)は11日、イランのアミール・アブドラヒアン外相と電話で会談し、ガザ情勢について重点的に意見交換を行った。新華社が伝えた。

王氏は「パレスチナ・イスラエル衝突の問題における中国の立場を概括すると、できるだけ早期の停戦、人道支援の確保、『二国家解決』の再開だ。中国はアラブ諸国と立場が一致しており、イスラム諸国や国際社会と深く認識を共有している。各国はこれについてより力強い声を上げ、より一致した立場に立つべきだ。中国は、パレスチナの未来と運命に関わるいかなる取り決めも、パレスチナの人々の意向を十分に反映し、パレスチナの人々の建国権と自決権を十分に尊重し、『パレスチナ人のものであり、パレスチナ人の主導する、パレスチナ人によるパレスチナ統治』を体現するべきだと考える。中国はアラブ及びイスラム諸国と意思疎通や協調を強化し、『二国家解決』再開のために一歩一歩環境を整え、パレスチナ問題の真の解決のために引き続き役割を果たすことを望んでいる」とした。

アミール・アブドラヒアン外相は「イランは女性や子どもの殺戮に反対し、ガザ地区における即時の停戦、人道回廊の設置を主張している。イランは、中国の打ち出したグローバル安全保障イニシアティブを支持しており、中国がガザ情勢の緩和、パレスチナ問題の解決、地域の平和・安定の維持により積極的に尽力することを期待している」とした。(編集NA)

「人民網日本語版」2023年12月12日

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