中国南方5省(区)、充電インフラの郷・鎮フルカバーを実現

人民網日本語版 2023年10月16日10:35

「新設された充電ポールにより、うちの新エネルギー車の充電がより便利になった」。貴州省畢節市威寧彝(イ)族回族苗(ミャオ)族自治県雲貴郷でこのほど、3本の新エネルギー車公共充電ポールが稼働開始した。村人の林早富さんは最初のユーザーの一人になった。人民日報が伝えた。

これにより、広東省、広西壮(チワン)族自治区、海南省、貴州省、雲南省の南方5省(自治区)が充電インフラの郷・鎮フルカバーを実現した。郷・鎮充電平均サービス範囲は20km余りに縮小された。

雲南省臨滄市滄源佤(ワ)族自治県班洪郷の街頭で2本の公共充電ポールが完成すると、そこの新エネルギー車が増え始めた。

同郷で暮らす新エネルギー車オーナーの田志成さんは、「以前は自宅の充電ポールしか使えず、外出するたび充電のことを心配していた。私は今や公共充電ポールの常連客になった。公共の方が出力が高く、通常は30分ほどでフル充電できる」と述べた。

郷・鎮新エネルギー車充電の「ラストワンマイル」を埋めるために、南方電網公司は今年9月末までに累計で約80億元(1元は約20.5円)を投資し、南方5省(区)で10万本近くの充電ポールを完成させている。うち4785の郷・鎮で完成させた充電ポールは3万3000本を超えている。5省(区)は「都市における面状、道路における線状、郷・鎮における点状」のフルカバー充電ネットワークを形成している。

充電インフラの加速的な建設は、新エネルギー車の農村部における販売と使用を促進している。南方電網公司の統計によると、今年の南方5省(区)の郷・鎮充電ポールの充電量は、前年同期比66%増の2億6000万kWhに達している。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年10月16日

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