国慶節に合わせて公開される映画は10作品以上に
国慶節(建国記念日、10月1日)に合わせて、陳凱歌(チェン・カイコー)監督の新作「志愿軍:雄兵出撃(Volunteers: Xiongbing Attack)」が、張芸謀(チャン・イーモウ)監督の新作クライムアクション「堅如磐石(Under the Light)」と同じ、今月28日に封切られることがこのほど明らかになった。今年は国慶節に合わせて、コメディやサスペンス、アクション、戦争、アニメーションなどさまざまなジャンルをカバーする10作品以上の新作が公開されることになっている。
中国人民志願軍抗米援朝出国作戦70周年を記念して制作された「志愿軍:雄兵出撃」は、中国人民志願軍の群像を主線とし、新中国成立の翌年となる1950年に、各戦線において、祖国を守るために戦った英雄の全体像を描き出し、抗米援朝戦争の偉大な史詩を述懐している。
「堅如磐石」には、雷佳音(レイ・ジャーイン)や張国立(チャン・グオリー)、于和偉(ユー・ホーウェイ)、周冬雨(チョウ・ドンユィ)といった、多くの人にとって馴染み深い一流の役者が出演している。「名優+張芸謀監督」という「テッパンの組み合わせ」も、多くのネットユーザーの注目を集めている。
約6年ぶりの「前任」シリーズの新作となる「前任4:英年早婚(Ex 4: Marry Young)」は、映画情報・チケット販売オンラインサイトの猫眼や淘票票において、「見たい」を押したネットユーザーがそれぞれ150万人以上と90万人以上に達している。ここ10年、「前任」シリーズは、「密かな片思い、両想い、分かれ」など、人生において「切ない気持ち」となる人生の各段階を経ており、多くの人と共に成長を遂げている。
今年、中国では「消失的她(Lost in the stars)」や「孤注一擲(No More Bets)」など、実際にあった事件を基にした映画が大人気となってきた。国慶節にも、1993年に起きた「中露列車大強盗」事件を基に制作された「93国際列車大劫案:莫斯科行動(Moscow Mission)」が上映されることになっている。メガホンを握ったのは邱礼涛(ハーマン・ヤウ) 監督で、劉徳華(アンディ・ラウ)や張涵予(チャン・ハンユー)、黄軒(ホアン・シュアン)などが主演を務め、今月29日に公開されることになっている。
また、国慶節に合わせて公開される映画としては唯一のコメディ作品となっているのが魏翔(ウェイ・シャン)と王智(ワン・ジー)が主演の「好像也没那麽熱血沸騰(Champion)」。このほかにも「我是哪吒2之英雄帰来」、「パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー」、しろくまベッコムの映画シリーズ第3弾「貝肯熊:火星任務」、「小美人魚之大海怪伝説(The Little Mermaid and the Sea Monster)」、「功夫王之萌虎上山」といった、親子で楽しく見ることのできる作品も公開されることになっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2023年9月27日
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