中国、世界最多の科学技術クラスターを有する国に

人民網日本語版 2023年09月21日10:37

世界知的所有権機関(WIPO)が20日に公式サイトで発表したグローバル・イノベーション・インデックス (GII) 2023年版の「科学技術クラスター」のランキングによると、世界トップ5の科学技術クラスターがすべて東アジアにあり、中国は科学技術クラスターの数が最多の国だ。科技日報が伝えた。

GIIは毎年世界各国・エコノミーのトップレベルのイノベーション能力にランキングをつけている。今年のGIIは27日に発表される。これに先駆け発表されたGII「科学技術クラスター」は、世界の科学技術活動が最も集中している地域を明らかにした。東京―横浜(日本)は世界最大の科学技術クラスターとして首位に立った。深圳―香港―広州(中国・中国香港)、ソウル(韓国)、北京(中国)、上海―蘇州(中国)が続いた。

GIIによると、中国の今年の科学技術クラスターは24ヶ所で、昨年の21ヶ所から増加した。中国の他にも中所得エコノミーの科学技術クラスターも、科学技術の成果で力強い成長を実現した。特にインドはトップレベルの科学技術クラスター4ヶ所を有し、うちチェンナイ及びバンガロールの発明者とサイエンスライターの密度の成長率が最も大きかった。ブラジル、インド、トルコ、及びトップ100に入らなかったアルゼンチン、エジプト、タイを含む一部の新興エコノミーの科学技術クラスターの発展が特に目覚ましかった。

WIPOのダレン・タン事務局長は、「科学技術クラスターはすべてのエコノミーのイノベーションのパフォーマンスの最も重要な要素の一つだ。科学、企業、経営者を一つに統合することで、これらの都市もしくはエリアは一つのエコシステムを構築し、科学のアイデアを確かな影響力に変えることができる」と述べた。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年9月21日

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