中国国際スマート産業博覧会にスマートロボットが登場

人民網日本語版 2023年09月05日14:21

中国国際スマート産業博覧会2023が4日、重慶国際博覧センターで開幕した。開催期間は3日間となっている。中央テレビニュースが伝えた。

同博覧会は「スマートコネクト新エネ車」やデジタル中国などの年度テーマに焦点を絞り、スマートコネクト新エネ車、スマート設備及びスマート製造、次世代情報技術、スマートシティの4大専門分野の27の細分化分野をめぐり、スマート産業の業界のホットスポットと実力を全面的に紹介している。

そして博覧会では空中電線点検ロボットが人々の注目を集めた。この装置はスムーズ測位やレーザースキャンなどの技術を集積し、従来の人の手による作業に代わり、架空電線をスムーズに走行することができる。出展業者の説明によると、このロボットを利用することで人が送電塔に上がる高所作業のリスクを回避でき、かつ人を上回るペースで作業効率を高めることができるとしている。

空中ロボットの他にも、地下パイプラインの検査と修復にも「非掘削スマート修復技術」が導入されている。このスマート検査ロボットは「浮水ロボット」とも呼ばれる。地下河川や砂の沼、泥の堆積といった過酷な環境での作業を実現しており、都市部の市政排水パイプや、地上・地下排水路などの水環境にも対応することができる。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年9月5日

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