香港特区でも大陸部でも使える交通カード「深港一卡通」発行　327都市で利用可能

8月30日、深セン地下鉄福田駅の改札口で、深港互通卡で改札を通る乗客（撮影・毛思倩）

深セン通公司と香港八達通卡有限公司が共同で発行する公共交通カード「深港（深セン-香港）互通卡」が8月30日、正式に発行された。同カードの保有者は、香港特別行政区および中国大陸部の327都市の公共交通機関を利用できる。新華網が伝えた。

「深港一卡通」とも呼ばれる「深港互通卡」は、「カード1枚とチップ1つで2種類のウォレット（決済口座）が適用できる」リアル交通カード。香港ドルウォレットには八達通の技術規格が、人民元ウォレットには中国交通運輸部（省）の技術規格が、それぞれ採用されている。（編集KM）

「人民網日本語版」2023年8月31日