中国大陸部が台湾地区に寄贈したパンダ「圓圓」が19歳の誕生日

人民網日本語版 2023年08月31日15:15

台北市動物園でパンダ「圓圓」の誕生日を祝う来園者たち(8月30日撮影・王承昊)。

台北市動物園でパンダ「圓圓」の誕生日を祝う来園者たち(8月30日撮影・王承昊)。

中国大陸部から台湾地区に寄贈されたジャイアントパンダ「圓圓(ユエンユエン)」が8月31日、19歳の誕生日を迎え、台北市動物園でアットホームな記念イベントが開催された。新華社が報じた。

特製の誕生日ケーキを食べる「圓圓」(8月30日撮影・王承昊)。

特製の誕生日ケーキを食べる「圓圓」(8月30日撮影・王承昊)。

飼育員が「圓圓」にプレゼントしたのは本に見立てた特製の誕生日ケーキ。そのケーキには誕生した日や台湾地区に来た日、赤ちゃんを産んだ日を表すニンジンで作った数字が立てられていた。ケーキの「スポンジ」は氷製で、その上にニンジンやキウイ、ブドウ、パイナップルが並べられ、サトウキビで作った「19」の文字、さらにはニンジンで作った「誕生日おめでとう」の文字もデザインされていた。

特製の誕生日ケーキを食べる「圓圓」(8月30日撮影・王承昊)。

特製の誕生日ケーキを食べる「圓圓」(8月30日撮影・王承昊)。

同日、多くのファンが動物園に足を運んだほか、動物園のライブ配信を数百人のネットユーザーが視聴し、盛大に「圓圓」の誕生日を祝った。

笹の葉を食べる「圓圓」(8月30日撮影・王承昊)。

笹の葉を食べる「圓圓」(8月30日撮影・王承昊)。

19歳の「圓圓」はすでに中高年の域に達している。動物園のパンダ館の陳玉燕館長は、「幸い『圓圓』の健康状態はとてもいい。ただ、歯が生まれつき弱く、摩耗しやすいので、歯の健康を守ることに重点を置いている。獣医は引き続き、『圓圓』の口腔ケアに気を配り、毎日歯を磨き、エサのカスが歯の間に詰まり炎症を起こすことがないように注意するほか、硬いエサをあまりあげないようにしている」とした。(編集KN)

「人民網日本語版」2023年8月31日

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