杭州動物園、新しいパンダ館がオープン 新しい「館主」も就任
人民網日本語版 2023年08月21日16:27
成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地から杭州動物園にやって来たジャイアントパンダの「春生」と「香果」は、一定期間の適応と調整を経てから、同園の生活環境に徐々に慣れてきて、現在は良好な状態だという。
新しいジャイアントパンダ館がこのほどオープンし、2頭のパンダが新しい「館主」にも就任した。「春生」と「香果」は6代目館主になっただけでなく、新しいパンダ館の初代館主でもある。
杭州動物園は1980年代からパンダの飼育を開始し、当時最長寿のパンダ(33歳)を飼育したことがある。2019年10月、5代目館主「成就」と「双好」が成都に里帰りすると、パンダ館は主のいない状態が続いていた。
杭州動物園の新しいパンダ館。(写真提供は杭州動物園)
6代目館主を迎えるため、同園は2021年から新パンダ館の施工作業を本格的に開始したのと同時に、新たな大衆科学教育展示協力を推し進めた。3年がたち、パンダ館はリニューアルされ、インフラが全面的に高度化し、新しい館主を迎えるための準備が全面的に行われた。
杭州動物園のパンダの屋外活動エリア。(写真提供は杭州動物園)
パンダ見学の良好な環境作りをするため、同館は予約制を採用している。市民や観光客は同園の入場券を購入したか、関連の証明書を持っているかに関係なく、事前予約をしなければパンダ館に入ることはできない。試験運用中、パンダ館の1日当たりの予約受付人数は約5000人、開館時間は午前8時から午後5時までとなる。(編集KS)
パンダの屋内活動エリア。(写真提供は杭州動物園)
「人民網日本語版」2023年8月21日
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