【イラストで読み解く】「中国の経済的威圧」を誇張する米国（2）

イラスト作成・馬宏亮（イラストの著作権は人民網が保有。無断転載禁止）

最近、米国はいくつかの国々を仲間に引き入れて、いわゆる「中国の経済的威圧」をしきりに誇張し、これを口実に中国への「対抗措置」を講じている。米国はこうした行為によって、またも中国のイメージを悪くしようとしている。

「経済的威圧」というレッテルを貼るのに、米国以上にふさわしい国はない。大々的な経済的威圧や「管轄権の域外適用」の濫用という米国政府の「黒歴史」は枚挙にいとまがない。例えば、いわゆる国家安全保障を名目に「半導体補助金法」を制定し、補助金を受給する企業に対して中国でチップの生産能力を拡大しないよう要求し、同盟国の対中半導体輸出に圧力をかけてきた。また、国家権力を濫用して、華為技術（ファーウェイ）など中国企業を不当に叩き、正常な市場秩序を撹乱してきた。さらに、金融覇権における優位性を利用して、他国の政府・企業・個人に対して恣意的に制裁を科してきた。

米国こそが経済的威圧というゲームの「最大のプレイヤー」である。米側に対して、市場経済と公正な競争の原則に違反し、国際経済・貿易秩序を破壊し、グローバルな産業・サプライチェーンの安定性を撹乱する行為を是正するよう忠告する。（編集NA）

「人民網日本語版」2023年8月14日