世界大気バックグラウンド・青蔵高原ビッグデータ応用センターのプラットフォームが設立

人民網日本語版 2023年08月10日10:57

青海省気象局と青海省科学技術庁が共催する世界大気バックグラウンド・青蔵高原(チベット高原)ビッグデータ応用センターテクノロジーイノベーションプラットフォーム設立式並びに青蔵高原炭素・気候変動モニタリング連盟発起式がこのほど、青海省西寧市で行われた。人民日報が伝えた。

青蔵高原は世界で標高が最も高く、地形が最も複雑な地域だ。同プラットフォームはユーラシア大陸奥地で唯一の世界大気バックグラウンド観測所である瓦里関中国大気バックグラウンド基準観測所を利用して設立されたものだ。青蔵高原の「ダブル炭素」(CO2排出量ピークアウト・カーボンニュートラル)への道筋、気候変動、生態保護に焦点を当て、瓦里関温室効果ガスモニタリングデータ、データ同化、再分析などの科学技術イノベーションの優位性をめぐり、青海省温室効果ガスの動的モニタリング、カーボンニュートラル分析評価技術の研究開発・応用サービスを行う。生態気象データ製品の業界・分野を跨ぐ融合応用を推進し、「ダブル炭素」へのサービスレベルを向上させる。(編集YF)

「人民網日本語版」2023年8月10日

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