軍事演習「ボストーク2022」は7日、ロシア・ウスリースクのセルゲイエフスキー演習場で閉幕した。新華社が伝えた。
現地時間10時頃、閉会式が開始。演習の総指揮官であるロシアのエヴクロフ国防次官はスピーチで「今回の演習を通じて、参加各国は協力を強化し、親善を深め、団結を揺るぎないものにした」と指摘。中国の合同作戦司令部司令官は「我々は連日、各国と合同作戦能力を検証し、実践経験を積み重ねると同時に、戦闘の友情、相互信頼・協力を深めた」と述べた。
分列式が始まり、中国、ロシア、インド、アルジェリア、アルメニア、ベラルーシ、アゼルバイジャン、タジキスタン、モンゴル、キルギスタンなど参加各国の将兵が戦闘服姿で観閲を受けた。演習任務を遂行した各種軍用機も観閲を受けた。
ロシア軍の4大戦略演習の1つである「ボストーク」は、ロシア軍の演習システムにおいて重要な位置を占める。「ボストーク2022」は8月31日に始まり、5万人以上の兵力が参加して、ロシア東部軍管区の複数の演習場と日本海海域で実施。中国は北部戦区の部隊2000人以上、各種車両(装備)300台以上、固定翼機とヘリコプター21機、艦船3隻を派遣して参加した。(編集NA)
「人民網日本語版」2022年9月8日