8月14日、アタックを決める張景胤選手(写真一番左、撮影・王勝)。
タイのナコンパトムで14日夜、バレーボールの2022AVCカップ男子決勝が行われ、中国が3対0で日本にストレート勝ちし、見事10年ぶりの優勝を決めた。
今回のAVCカップ男子には11チームが出場し、主力メンバーが出場した中国は絶好調のパフォーマンスを披露した。
8月14日、表彰式で記念写真を撮影する男子バレーボール中国代表(撮影・王勝)。
今回のAVCカップは今月末に開幕する予定の「2022男子世界選手権」に向けてチームを強化する最も重要な大会となった。中国の呉勝監督は、「ハイレベルな数試合における競い合いを通してチームは強化された。ベストなコンディションで世界選手権に臨むことができるだろう」と強調した。
2008年から始まったAVCカップ男子は2年に1度開催されている。中国は2010年、2012年、2016年の合わせて3度決勝に進んだことがあるものの、優勝したのは2012年だけだった。その時は3対1でイランに勝利し、優勝を決めた。
8月14日、優勝を決めて大喜びする男子バレーボール中国代表(撮影・王勝)。
これまで、同大会はアジアのカテゴリーの大会であったものの、その成績が「大陸ランキングポイント」として今後は、世界ランキングにも反映され、毎年開催されるようになる点は注目に値する。そのため、今回はアジアのカテゴリーとして最後の大会で、中国が王者となったことになる。
AVCカップを終えた中国は今後、世界選手権に向けて万全の準備を整えることになる。(編集KN)
「人民網日本語版」2022年8月15日