ペロシ米下院議長の台湾地区訪問について国防部報道官が談話発表

ペロシ米下院議長が2日に中国の台湾地区を訪問したことに対し、中国国防部（省）の呉謙報道官は強い非難と断固たる反対を表明する談話を発表した。新華社が伝えた。

中国は、台湾地区を訪問することがもたらす重大な結果を繰り返し明らかにしてきたが、ペロシ下院議長は確信犯的に、悪意をもって挑発し、危機を作り出し、「一つの中国」原則及び中米間の3つの共同コミュニケの規定への重大な違反を犯し、中米関係の政治的な基礎に深刻な打撃を与え、中米両国・両軍関係を深刻に破壊した。米側のこの行動は「台湾独立」分裂勢力に深刻に誤ったシグナルを送り、台湾海峡情勢の緊張を一層激化させた。民進党当局は外国の助けを借りて自らの地位を高めようとし、外部勢力と結託して混乱を起こし、執拗にペロシ下院議長の台湾地区訪問の招へいを行った。これは非常に危険な行為であり、深刻な結果を招くのは必至だ。中国人民解放軍は高度に警戒しており、一連の的確な軍事行動によってこれに対抗し、国家主権及び領土的一体性を断固として守り、外部勢力による干渉と「台湾独立」の分裂の企てを断固として打ち砕く。（編集NA）

「人民網日本語版」2022年8月3日