江蘇省蘇州市の陽澄湖で今月22日、上海ガニの漁が解禁となり、蘇州工業パークで関連イベントが開催された。上海ガニの年間水揚げ量は約1万940トンに達すると予測されており、国慶節(建国記念日、10月1日)に合わせた連休前後に大量の上海ガニが市場に出回ることになりそうだ。
今年は気象条件が良く、上海ガニも身がぎっしりと詰まっているという。蘇州市農業農村局は、上海ガニの年間水揚げ量は約1万940トンになると予想。うち、養殖網を使った場所の面積は約1066.66ヘクタールで水揚げ量は約1575トン、湖周辺の池の養殖面積は約4840ヘクタールで、水揚げ量は約9365トンとなる見通しだ。
今年の陽澄湖産の上海ガニ「偽物防止用タグ」も同日公開された。ニューバージョンのタグには、地理的表示の公式専用マークとチェック用の番号が目立つ位置に表示されている。消費者はそれを見て本物の陽澄湖産の上海ガニであることを確認できる。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年9月24日