東京オリンピック中国選手団第2陣を乗せた中国国際航空便が17日午後、成田国際空港に到着した。選手団第2陣は、ボート、卓球、アーチェリー、女子サッカーの4競技の選手で構成されている。一行は、PCR検査や証明書登録など約5時間に及ぶ日本での入国手続きを済ませると、マスクやフェイスシールド、手袋を着用したユニフォーム姿で、続々と国際線到着ロビーを後にした。人民網が報じた。
スケジュールによると、中国女子サッカー代表は、到着後、一次ラウンドが行われる宮城県に直接向かい、他の選手は選手村に入村する。東京五輪女子サッカーには計12チームが出場、3グループに分かれてグループリーグ戦(一次ラウンド)が行われる。中国とオランダ、ブラジル、ザンビア各代表チームはFグループで準々決勝出場を目指す。7月21日、一次ラウンド初戦で中国とブラジルが対戦する。
中国卓球協会の劉国梁会長は、空港ロビーで取材に応じ、「我々は早くから目標を定め、5年間準備を積み重ねてきた。東京に到着して、試合への準備はいよいよ最終段階に入った」と、金メダルへの自信をみなぎらせて語った。東京五輪卓球競技は、7月24日から8月6日まで、東京体育館で開催される。今大会から初めて採用された混合ダブルスには、2019年世界卓球選手権チャンピオンの許昕/劉詩雯ペアが、中国代表として出場する。(編集KM)
「人民網日本語版」2021年7月19日