山西省の太原南駅から北京西駅に向かう高速列車G630号の車内で 4月25日、乗務員の靳艷清さん(29)が、記憶を頼りに、中国全土の鉄道路線の見取図を描いていた。中央テレビニュースが報じた。
343路線の807駅を90分で書き上げた靳さんは、中国鉄路北京局集団有限公司・石家荘旅客区間の列車長(乗務責任者)。彼女はこのような見取図を10年も描き続けており、各路線から駅名など全てが頭の中に入っているという。そんな彼女は、「しっかり見取図を描いて、頭の中に入れておけば、旅客に何を聞かれても答えることのできる乗務員になれる」と話す。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年4月28日